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ヴェノナ 読書感想
1ページ1100文字で500ページ、歴史の事実だけが書いてあって結構読み応えがある著作でした。なんとか3日で読破しましたが。
解読不可能と言われたソ連の文書、戦時中アメリカは日独の暗号は完全に解読して作戦を先取りして勝利に収めたが、ソ連の暗号はワンタイムで乱数表を使っているので解読不可能と言われていたが、ある時解読の手がかりを得てそしてソ連のスパイを泳がせていた。
ソ連の諜報活動は1920年代から行われていたようで、特に1940年代はルーズベルト政権下ではそのスパイ活動は国務省補佐官や他省の次官などまでスパイに取り込んでいた。
ソ連のスパイ活動を追跡しているのを理解させないために、ヴェノナの暗号解読を1980年代まで明かさなかったアメリカの、対ソ連への諜報活動対策。
ただ1940年代のアメリカはルーズベルトのニューディール政策によって地方から人材をチェックもせずにワシントンDCで採用していた時代。それに乗ってソ連の諜報活動はやり放題。
ふと考えるとこれはどこかの国でもデジャヴ。
高学歴な人ほどジャーナリズムに関わっている人が当時夢の楽園か当時の政権批判をして活動に加わっていった。
そしてアメリカという国が1940年代はまだ若い国で、人材を集めるためにフィルターの甘さはしょうがなかったかもしれないが、同じ状況を今の中国にも当てはめることができるb。民主党オバマ政権???