アスファルト
2021.04.09

原油相場の先安感・バイデン氏のエネルギー政策

丁度1年前はCOVID-19による経済後退で原油先物価格で当時5月期近がマイナスをつけた時期でした。マイナスというのはお金を払っても買ってもらいたいと言うこと。なぜ?原油の先物は期日が来ると現物で購入しなくてはいけません。買えばその原油をどこかに貯蔵する必要があるわけです。ところが急激な需要減退で購入しても入れるところがない。札束をつけても買ってもらって処分したいという時期だったのです。

先物には1ヶ月先を決済日とするような期近物と10年先を決済日とする超期先物があります。この1年で記事かものが−40$〜70$まで大きく変動したのに、10年期先物は50$前後で安定している。これは長期的に石油製品の需要が弱含みであるということでしょう。

この要因として上昇する要因として世界的に見られる環境対策に基づいてバイデン政権がシェールガス・オイルの採掘にネガティブな姿勢であること、その反面EV自動車へのシフトは需要が伸びないことを予測させます。

また年初より世界経済が立ち直りを見せていること、バイデン政権がイランやベネズエラの経済制裁に対して、緩和策を打つのではないかという期待は、原油の供給量が増して上昇させない要因にもなっています。

このように原油の価格は様々な要因によってその時々の世相を反映させて上下しています。

本日の部録の情報は週刊ダイヤモンド4/17から引用しました。